各種対策にも

個人情報入力フォームには個人情報を入力することも多いため、セキュリティ対策も必要となります。個人情報の流出は著しく企業の信用を損ねる、致命的な事件であり、仮に起こってしまっては取り返しの付かない事態を引き起こします。もちろん、顧客の側だけではなく、その集めたデータをどう使うのか、運用のことも忘れてはいけません。集めた情報を扱いやすい形に変換し、それを分析する機能を備えた入力フォームを設置してこそ、真に有効なEFOと言えます。入力フォームで集めた情報を手作業で分析するようでは効率的な運用とはとてもいえません。

これら2つの目的を達成するためには既存のサービスを有効活用することが重要です。自前の入力フォームをはじめとするシステムを運営するのであれば、efoサービスや専用ツールを活用し、セキュリティや運営において問題が発生していないか、分析機能を活用して徹底的に調査します。また特殊な情報の入力が求められない限りは、既存のシステムを活用することも重要です。既存のものなら既に安全性は確立されているといっても良いので、導入までの準備期間も削減できるでしょう。とはいえ実際に運用してみると、顧客からの反応が悪いこともありえるので、efoサービスなどの分析機能は絶対に欠かせません。

ストレスを減らす

入力ミスに対して寛大な入力フォーム作りもefoにとっては肝心です。例えば電話番号などは半角で入力されるべき項目ですが、他の多くの項目は全角で入力されるものです。ここはシステムの側が表記ゆれを受け入れて、自動的に半角として変換するような入力フォームとするのが望ましいでしょう。入力エラーもデータ送信時だけではなく、リアルタイムで対応するようにすると入力情報もより正確となります。

入力フォームどこを次に入力すべきなのかを指し示すのも大事でしょう。入力が必須の箇所に色や記号を付けて明示するのはもちろん、その項目には具体的にどのような内容を入力すればよいのか、どのような書体で入力すればよいのか、例が示されていると入力する側にとって大いに助けとなります。入力すべき情報が多く、複数ページにまたがる場合には進捗状況を画面上部にでも表示すれば、後どれくらいの入力が必要なのかがはっきりとしてストレス低減につながります。送信ボタンもこれが送信ボタンであることをはっきりと明示することで、余計な押し間違いも減少します。

こうして作成した入力フォームが、理論上は万全なはずなのに実際にはうまく機能しないという場合には解析ツールやefo解析サービスなどで利用できる、多種多様な分析機能を用い、どこで顧客が躓き、入力を完了せずにあきらめているのかを明示化するのが有効となります。このように問題点を可視化することは、入力フォームの改善を会議などで発議する際にも重要です。

入力しやすさとは

efoefoは入力しやすい入力フォーム作りのために行なわれますが、そもそも入力しやすい入力フォームとはどのようなものなのでしょうか。まず一番重要なことは、入力内容が勝手に消えるような要素を設置しないことです。例えば意外と見落としがちなのが他サイトへのリンクや広告の類です。少しでも広告を増やして名前を売りたいというのは分かりますが、多すぎる広告は利用者が嫌うものの一つです。そういった要素は可能な限り排除する、もしくはポップアップ表示されるようにし、そのうえでページを離れる際に警告を出すダイアログボックスが出るようにすることも、efoの重要な作業の一つです。

送信ボタンが入力完了まで機能しないようにする、というのも誤入力を減らす上で有効です。このように、入力する気が失せる最大の原因は「手間取る」ことなので、入力項目が少ないのに越したことはありません。なんでもかんでも根掘り葉掘り聞かれるというのもいい気分はしないでしょう。efoサービスでは、どのタイミングで作業の手間取りが発生しているかも調べられます。例えば各項目ごとにどれだけ入力に時間がかかるのか、どの項目で見落としが発生しているのかなど、製作者側がなかなか気づけない問題点を洗い出してくれます。

efoと入力フォーム

入力フォームefoとは、入力フォーム最適化(Entry Form Optimization)の略称です。インターネットを通じて商品購入の手続き、各種サービスへの申し込み、アンケート入力などを行う際に使われるのが入力フォームですが、顧客視点でみると扱いにくい、入力するだけで骨が折れるような入力フォームも珍しくはありません。たとえば、具体的にどこに入力エラーがあるのか教えてくれないような入力フォームは嫌われます。表示するにしても画面の一番上に一括して箇条書きで出していては、入力する側はいちいち画面を上下させねばならず大変な手間になります。よかれと思ってリセットボタンを置いたとしたら、入力完了ボタンと押し間違って全入力内容がご破算となるため、入力させる気がない、悪意を持って行った所業と受け取られてしまいます。

このような使いにくい、ストレスが溜まる入力フォームは顧客の購買意欲を減衰するのに十分な効力があります。それを知る上でも、efoの一環として、どのような入力フォームで人が離れるのか分析することが重要です。efo関連のサービスに見られる、入力フォームを利用した方の作業工程のログを記録するサービスは、人が離れる要因を分析し、改善点を洗い出すときに重宝します。こうした分析機能を活用することで、入力フォームの完成度も上がり、顧客を引き止めつつ有益な情報を集められるようになるでしょう。efoサービスにはそのほかにも様々な機能があるので、どのようなサービスが提供されているのか一度チェックしてみてください。